石炭の歴史村:夕張観光の最後の生き残り

石炭の歴史村:夕張観光の最後の生き残り

石炭の歴史村(石炭博物館)

観光オススメ ★★★★★
絶景が見れる ★☆☆☆☆
施設・トイレ ★★★☆☆
食事処 ★☆☆☆☆
アクセス ★☆☆☆☆
駐車場 ★★★★★

夕張の町を奥に進むこと数キロ、ゆうばりめろん城跡のちょっと手前にテーマパークの残骸とともに「石炭の歴史村」という博物館があります。ここは元々石炭産業が基幹産業であった夕張の歴史と石炭についての展示物がたくさんある博物館となっています。と同時に夕張の行政に振り回された負の遺産の生き残りとも見られています。そう、ここはかつで作られた夕張のテーマパークの生き残りです。

「石炭から観光へ」転換できなくて破綻した夕張市

もともとここは1977年に相次ぐ炭鉱の閉鎖による石炭産業の行き詰まりから脱却するため「石炭から観光へ」のキャッチフレーズで観光産業に力を入れる施設の一角として作成されました。しかし夕張市というのは石炭以外に産業がなかったのに、極端な開発として炭鉱を模したシンボルタワーや炭鉱生活感、石炭大露頭、大観覧車、ジェットコースター、ローズガーデン、音楽コンサート用の野外ステージなどを市の財力を度外視して作られたことや、夕張市の観光需要をほぼ完全に無視した経営などから採算は完全な赤字。2006年の破綻時には13億円を超える赤字を垂れ流していたことがバレました。

結局2006年の財政破綻時にこの「石炭の歴史村」以外は閉鎖され、夕張市から加森観光を指定管理者としてその関連会社である夕張リゾートの元、経営を再開。身の丈にあった経営とひっそり残った博物館として知られています。

観光地としての評価は高い

さて、中身の博物館ですがかなり濃い内容になっています。石炭の歴史から始まり古生代の話や夕張市の石炭の歴史の話、実際に起こった炭鉱事件の顛末、使われた器具の数々、真っ黒に黒ススだらけになった炭鉱マンの写真、実物大の人形、炭鉱機械の再現などなど、博物館としての評価だけするのであればかなりのものです。国内最大級の炭鉱ミュージアムという名前に恥じない内容が展示されています。

エレベーターで地下1000m(実際は地下1階)に降りると夏でもかなり涼しい炭鉱を再現した洞窟などは音が響くせいか、炭鉱機械を動かすとものすごい大音量が響き渡ります。観光地としても勉強としても価値の高さがわかるもので、夕張市破綻時には一緒に閉鎖される予定が、閉鎖を免れた理由がよくわかります。しかし隠れてはいますがあちらこちらには施設の老朽化も感じられ、行った時には地下の機械の半分ほどが落盤の恐れで見ることができませんでした。観光客もハッキリいってほとんどいなく、巨大な駐車場が寂しく広がっていました。

駐車場からは結構歩きます。

 

博物館の中にもよく登場するメタセコイア。どちらかというとモデリングツールのメタセコイアの方を思い出してしまう。

 

黒いダイヤといわれた石炭の数々。

 

地下1階、ゴホンゴホン、地下1000mの施設はかなり涼しく、真夏に行ったのに温度は10度ほどでした。涼しすぎるという話を聞いていたので半袖のシャツに一枚上着をもっていったのですが、この判断はバッチリでした。ちなみに他の客で半袖の方がいましたが、ガタガタ震えていてとても寒そうでした。すぐに帰るなら半袖でもいいですが、じっくり見るなら上着を一枚もっていったほうがいいですね。

 

老朽化なのか、地盤の問題なのか、工事が行われており、洞窟の半分くらいは見れませんでした。

 

放置されたテーマパークの残骸

石炭の歴史村以外は閉鎖されていますが、その残骸の一部は撤去されずに野ざらしになっているものもあります。おそらく破綻した財政では取り壊しする資金すらも調達できないのでしょう。ウォータースライダーの廃墟が遠目で確認できます。ただし、ここも敷地内ということで特別立ち入り禁止にもなってはいません(建物には入れない)。ただし道がガッタガッタでした。

このウォータースライダーも遠くからは見ることはできても、近くには立ち入り禁止になっていて入れません。さすがに建物の状況もひどくなってきていますが、廃墟マニアたちがよく訪れるポイントとして、すぐ近くのめろん城とともによく知られています。

 

 

 

営業期間 2016年度営業概要

団体(20名以上、要予約):4月10日(日)~3月31日(金)
個人:4月29日(金)~5月8日(日)、7月16日(土)~8月28日(日)、9月17日(土)~9月25日(日)

営業時間 午前9時30分から午後5時まで(最終入場:午後4時30分)
備考 2016年度は、見学コースの一部となっている「模擬坑道(史跡夕張砿)」の改修工事を予定していることから、見学が可能な箇所が博物館本体(模擬坑道以外)に限定される予定です。視察等につきましては、お問い合わせいただきますようお願いいたします。
お問い合わせ 夕張市教育委員会 電話:0123-52-3166 (平日9:00~17:00)

mail:yubari.museum@city.yubari.lg.jp

 

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