【ラグビーW杯現地観戦】日本×スコットランド、台風の影響とプレミアムシート

さて10月13日は日本が史上初めてベスト8入できるかどうかの大一番『日本×スコットランド』を現地観戦してきました。結果としては試合観戦ができましたが、台風19号の影響が凄まじくて、無事たどり着けるかどうかも定かではないギリギリの状態でもありました。

記事内容が非常に長くなったのでこの記事では試合前の『台風の影響』と『プレミアムシート』の内容で区切っています。実際の試合内容、観戦状況などは次の記事にしました。

 

超大型台風19号の影響

10月初旬に太平洋上に超大型の台風19号:アジア名ハギビス(Hagibis)が発生、この台風によってラグビーの試合が開催されるか中止になるか難しい状況となりました。当然試合の関係者も、試合を観戦する予定の人も選択を迫られることとなります。

フィクションが現実になった超大型台風が襲来

この台風19号は気象庁が1977年9月の沖永良部台風以来42年ぶりに名称をつけたり、米国内の気象専門家からは「(最大級の5を超えて)存在しない6に相当する」という意見も出るなど、”史上初”で被害が予想できない凄まじい台風であることが予想されました。

あまりに巨大なため、今年上映された新海誠監督の『天気の子』で東京を水没させた日本列島を覆い隠す台風と同じレベルであることが話題になったくらいです。フィクションで描かれているようなことが現実に起こるわけで本当に洒落にならない状況でした。

ラグビーW杯史上初の試合中止

この状況でワールドラグビーも大分頭を悩ましていましたが、まず台風が直撃する12日に開催予定の『名古屋:ニュージーランドvsイタリア』、『横浜:イングランドvsフランス』の試合中止を決定しました。福岡開催の『アイルランドvsサモア』は予定通りの開催も決定。

この決定によってプール戦最終試合を引き分け扱いにされたイタリアは戦わずしてプール戦敗退が決定。イタリアは大分起こっていましたが、台風の直撃を経験すると態度を180度変えてボランティア活動を始めるなどの変わりっぷりが話題になりました。マジ、イタリア。

13日開催予定の『釜石:ナミビアvsカナダ』、『大阪:アメリカvsトンガ』、『熊本:ウェールズvsウルグアイ』、『横浜:日本vsスコットランド』は13日当日に決定することも伝えられました。

私の住んでいる地域にも避難指示

ぶっちゃけ私自身も台風をなめていて、暴風雨が最も強くなった時間帯には本当に家が揺れていて、ひっきりなしにスマホに近隣自治体の避難情報を伝えるアラームが鳴りまくっていました。さらに避難勧告ではなくいきなり避難指示が出るという状況に・・・

とはいえ時刻は夜中ですし、あたり一面暗い中での避難など余計危険だということで家にとどまることに。

結果、その判断は間違っておらず何事もなく台風は通過して事なきを得ました。

後日知った話では、こういった夜間に無理に避難しようとした結果、濁流に飲み込まれたりして命を落とした方もいたので無理な避難をしなくて正解だと改めて思い知らされました。

試合開催決定が当日の昼

相当酷い状況で開場の周辺の鶴見川も氾濫したという情報が来ていたので、正直試合は中止だと思っていました。

13日の試合では釜石の『ナミビアvsカナダ』はキックオフが12:15と早かった上に、台風が釜石を真夜中に直撃していたのでどう考えても無理であり、予想通り中止に。釜石は1試合でワールドカップが終わってしまったのが悲しい・・・

しかし『日本vsスコットランド』は会場の無事が確認されたということで予定通りの試合開催が決定。フード類販売のテントが損傷していたということで、食べ物だけでなく一部飲み物も持ち込み可能にするという対応の柔軟は素晴らしい。

ただ正直、驚きました。え!?マジやるんだ!!!って感想でしたよ。

もともと会場の日産スタジアムは鶴見川の下流に作られていたので、浸水対策に地下に幾層もの水が逃げる空間を作り、スタジアム周辺にも水を逃がす遊水地を作っていました。今回はその設計思想が正しかったことをまさに証明するもので、見事に遊水地などが機能してスタジアムは守られたのですね。

現地へ到着するまでの困難

無事試合開催決定ということは良かったのですが、交通面に重大な問題が。

新幹線が止まる

もともとの予定では前日12日の『イングランド×フランス』のチケットも取っていたのでこの試合を観戦して横浜周辺で一泊し、その後『日本×スコットランド』へ観戦しにいくつもりでした。

しかし前もって12日の『イングランド×フランス』は中止が決定。

ホテルもキャンセルして自宅で引きこもっていました。

そのため13日は試合開催が決定したため、自宅から横浜まで行かなければいけません。

しかし電車は安全が確認されるまで運行停止、いつ動くかわからない。そして頼みの綱の新幹線も停止。どうもがけ崩れがあった模様で、こちらもいつ動くかわからない状況。

空港は全面閉鎖

さらに空港類は羽田・成田ともに完全に止まっている状況、結果的に飛行機は飛ばなかったので、北海道とか沖縄などから当日入する予定の人たちは試合観戦が不可能に。

※ワールドラグビーはこういった飛行機が飛ばずに観戦出来なかった人を対象にチケットの返金対応をしました。

最後の頼みの綱:高速道路

いつ動くかわからない新幹線を待つよりも、自力で行ける手段を選ぶべき。

判断を迫られた私は自力で車で行くことを決めました

【通行止め区間】
・中央道(上下):八王子JCT~大月IC
・西湘バイパス(上):早川分岐~西湘二宮IC
・西湘バイパス(下):西湘二宮IC~国府津IC

【閉鎖料金所】
・圏央道:高尾山IC (内外)
・圏央道:八王子西IC(外回り)入口のみ

2019年10月13日:

幸い高速道路は一部通行止めはあったものの、首都高は通行可能だったため特に問題もなく会場の日産スタジアムがある新横浜駅周辺に到達でき一安心。

あとから知りましたが新幹線が動き始めたのは夕方、それを待っていたら試合開始ギリギリか、間に合わなかった可能性も高く、自身の判断は正しかったと思いました。

現地に着いてから会場入まで

そんな感じで無事に会場入りができました。

現地は日本代表ジャージ姿の人満載

場合によっては最後の日本戦となることもあって観戦する人も気合いっぱい。ほとんどの人が日本代表の桜のジャージを着ていて、普通の服でいる人のほうが少ないくらいです。

入場ゲートもこの通りの混雑。余裕をもって着けなかったらやばかったかも

夕方で陽も落ちてきて日産スタジアムが幻想的に光り始めました。

ゲートをくぐると、もう人がいないエリアがないくらいの人だかり・・・

ハイネケンエリアにはもう近づけないというレベルで人が密集している・・・

さすがに大一番とあって台風の影響など微塵も感じさせない大盛況です。

 

試合前のスタジアムの雰囲気

よくわからない恐竜のきぐるみで盛り上がるスコットランドサポーター。これはスコットランドで有名なキャラクターなのでしょうかね?全然わからないw

二階から地上を見た感じです。本当に日本のジャージを着た人が多い。

上からだと仮説テントの中が丸見えですね。

スコットランドといえばやはりバグパイプ。もちろんこの日はスコットランドにとっても大一番ですので、演奏にも力が入っています。

演奏している中、日本人サポーターが乱入。一緒に踊り始めます。このカオスっぷりこそ現地観戦の醍醐味ですね。

目線を上げるとまだまだ人だかりは増えています。日産スタジアムの収容人衆は7万2000人ですからね。今までのエコパスタジアムや味の素スタジアムの1.5倍近い人数です。

フード類も場所は少ないですが販売していました。相変わらずのボッタクリもいい価格。

ちょいと会場内の様子見。まだ人はあまり入っていませんが、見た感じ浸水の影響などは感じられませんでしたね。もともとピッチは浸水していなかったのか、スタッフの方の努力のおかげなのか、これなら試合も問題ないと判断したのも頷けます。

スポーツ・ホスピタリティーサービス

このように何が何でも現地に行こうとしたのは理由があります。

もちろん初のベスト8がかかった大一番の試合であったことも大きな理由ですが、それに加えて予め大一番になることを予想してホスピタリティーサービスの『プレミアムシート』を購入していたという理由もあったのです。

スポーツ・ホスピタリティーとは

ホスピタリティーとは英語で”おもてなし”を意味しており、スポーツ・ホスピタリティーとはスポーツ観戦に豪華なおもてなしが付けられたサービスのことを指します。

簡単に言えば、スポーツ観戦のVIPパッケージとでもいったところです。

スポーツ・ホスピタリティーは試合会場とは別の特設会場において豪華料理でもてなされたり、VIPを招いての特別なトークショーなどが行われているものが多いです。

日産スタジアム付近の少年野球場にはスポーツ・ホスピタリティーの最上級サービスである『ウェブエリス・パビリオン』が作られており、VIPたちはその中で飲食やおもてなしを受けられます。

ただ私が購入したのは『プレミアムシート』であり、公式チケットサイトでも販売されているものです。スポーツ・ホスピタリティーに属するのが正直微妙ですが、購入したのはラグビーワールドカップ公式ホスピタリティーサービスサイトなのでホスピタリティーサービスには間違いないです。

スポーツ・ホスピタリティーとは:
スタジアムを訪れる観戦者に対して、専用の個室や特別な空間での飲食、エンタテイメント、ギフト等の特別かつ上質なサービスを観戦券と組み合わせて有料で提供する観戦券付パッケージで、欧米では一般的な観戦スタイルとなっています。
引用:https://www.jtb.co.jp/sports/rwc2019/hospitality.asp

プレミアムシートのお値段『15万3,000円』

この『日本×スコットランド』のチケット価格は、運営側も大一番になることを予想していたこともあり高めに設定されていました。

なんとお値段『15万3,000円』

いやあ、とんでもない価格です。日本戦はほとんどが13~15万円設定でしたが、スコットランド戦は最も高い・・・正直買うときもだいぶ迷ったのですが、この試合はワールドカップが開催される前から大一番になることは簡単に想像できたんですよね。

だってワールドカップ開催前のランキングと試合順番はロシア(20位)、アイルランド(1位)、サモア(15位)、スコットランド(9位)という流れですよ?

普通に考えればロシアに勝って、アイルランドには負けて、サモアに勝って、スコットランドと2位を争う展開になる!って予想するじゃないですか。試合日程組んだワールドラグビーもそれを想定して組んでます絶対。

だからこそこの試合は欠かすことが出来ない!

一生に一度、しかも日本代表の最も大切な試合!プール戦の最終試合!

ならケチっている場合じゃなかろう!

お金は使うべきとそうでない時がある。今は使うべきだ!

なんて自分を説得しながら買っておきました。

 

プレミアムシートのお土産を受け取る

プレミアムシートの内容は座席がカテゴリーAの良い場所であり、さらにお土産が用意されているパッケージになっています。現地についたらプレミアムシート受付所に行ってお土産を受けることができます。

この紫色のパスがプレミアムシートを買った人の証拠。

早速、プレミアムシートの受け渡し場所へ・・・ってどこだ?

今まではわかり易い場所にプレミアムシートカウンターがありましたが、日産スタジアムでは場所がわからず、スタッフの人に聞いてみても人が多くてよくわからない。

結局ハイネケンのある場所でプレミアムシートと書かれたポールを持っている人を見つけるまで10分くらいかかりましたよ。。。

受け渡し場所は会場のある4階ではなく、関係者などが一時的に滞在する3階になっていました。

カウンターは他の会場よりも大分人が多く、チケットとプレミアムシートのパスを見せればすぐに渡してもらえる親切設計。

プレミアムシートのお土産の中身

お土産はちょっと大きめのクーラーボックスにセットで入っていました。このクーラーボックスはなかなか丈夫にできていて、実生活でも使えそう。

中には当日のお弁当が。

そして当日の『日本×スコットランド』のプログラム。

・・・

・・・

・・・え?さっき買ったんだけど・・・

もらえるなら最初から書いておいてくれよ。プログラム2冊もいらねえよ・・・

次に特性の水筒と付属のミネラルウォーター。各試合会場にはペットボトルは持ち込めませんが、水筒は提示すれば持ち込むことができるのでこれは便利。・・・と思ったけど結構でかい。

そして座席にしく折りたたみ式のクッション。

そして特性のポンチョ。傘をさせない会場内では雨が降った時に便利。

ただ今日は台風一過で快晴のため出番はなさそうだ。

一通り商品を見てみた感想としては、まぁこんなもんか・・・という感じ。

正直15万以上払った後でこれをもらってもあまり特別感はない。のが正直な感想。

さて、じゃあ実際の座席はどうなっているのか。

プレミアムなお弁当の中身

お土産に着いていたお弁当は座席に着いてから早速頂きました。正直日本戦は興奮するし、試合中ほとんど立ちっぱなしになることが予想できるので食べている暇はないのです。。。

お品書きがきちんと乗っています。

見た目はこのような感じ。

ちょっと量が少なめに見えますが、どれもデパートで買うようなちょっと高級な味付けの料理であり味は文句なし。値段をつけるなら1500~2000円くらいするのではないでしょうか。

 

座席は『最高の場所』らしい

改めて座席について。プレミアムシートの席はここでした。

バックスタンド側ゴールポストのほぼ真横です。

『日本×アイルランド』戦ではピッチのほぼ中央でしたが、今回はポスト付近です。どっちがいいかは試合展開次第ですが、後ろで興奮している方々いて『めっちゃいい席じゃん!』『トライを間近で見れるぞ最高じゃねえか!』とメチャクチャ喜んでいたので最高の場所ですね。

スーツ姿のジェイミー・ジョセフHCがピッチ上で選手たちに熱血指導しているシーンが間近で見れましたね。

選手みんながジャージなところ、1人だけスーツ姿はなんだかカッコいい。

試合開始前には元代表の大西さんにインタビューするなど熱が入っています。スクリーンとTVカメラマン両方が一度に見れる。

さぁ、そろそろ試合開始時間が近づいてきました。

日本、スコットランド両選手たちがロッカールームに下がっていきます。

>>次に続く

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