【ラグビーW杯現地観戦】ウェールズ×南アフリカ、キックの応酬と意地のトライ

10月27日は前日に続いて準決勝『ウェールズ×南アフリカ』の試合を観戦してきました。26日の『イングランド×ニュージーランド』の観戦記はこちら。

日本が勝ち上がっていればこのスタジアムで桜色のジャージがピッチに立っていたであろうこの試合。準々決勝を見に行けなかったためそれを期待していましたが、日本は南アフリカに完敗。日本の敗退は残念でしたがリセールなんかは考えず観に行きました。

臨海パークのファンゾーン寄り道

前日の『イングランド×ニュージーランド』の事実上の決勝戦を観戦した後は横浜方面でホテルに宿泊。試合開始は18:00と時間があったため、丁度近くに設置されていた臨海パークのファンゾーンを観に行ってきました。

ファンゾーンは全国各地の都市に設置された入場無料で、いろんなイベントを体験できたり、ラグビーW杯の試合を感染できるパブリックビューイングがある施設ですね。

チケットを持たない人も、ここに来ることで会場の雰囲気を疑似体験できます。

臨海パークへは徒歩で

ファンゾーンが設置されているのはみなとみらいの沿岸部にある臨海パークです。最寄り駅がみなとみらい駅ですが、乗り継ぎが面倒で桜木町から歩いていきましたね。

なんかクロノ・トリガーのコンサートがあったパシフィコ横浜を横目に臨海パークに到着。知らなかったとはいえ、クロノ・トリガー好きなんで、コンサート行きたかったなぁ。。。

入り口は会場と同じく手荷物検査が。

何度も体験してますが、この検査バッグやリュックの上の方しか目視してないので全然チェックできていませんよね。ポケットなんでポンポンと触るだけ。平和な日本だからこれくらいでいいってことでしょうかね。

タイムスケジュールを見ると結構いろいろなイベントが目白押し。とはいえ夕方手前には会場に移動する予定なので、ほとんどイベントは見ることが出来ませんね。

 

スポンサーの車のお通りだ!

ラグビー体験VRとか、コンサート会場とかありましたが、目を引いたのがスポンサー社:ランドローバーの体験試乗会ですね。

スポンサー様の車がいかに凄いかを体験してもらおうと、専用の装置を使って車を持ち上げてグリップの良さをPR!狭い道も問題なしと通り抜けていました。

うーん、これで買いたい!って思う人いるんかなぁ・・・

チアリーディングイベントだけ観賞

会場中央には巨大スクリーンのパブリックビューイング会場が。

今夜はここで試合観戦をする予定なのか、まだお昼なのにシートを引いて場所確保しているファミリーがかなりいましたね。

ちょうど時間内に見れたイベントが、この『ドルフィンスター』とかいう名前のチアリーディング。チアリーディングのレベルがよくわからないものの、かなり高度な技を披露していましたね。

会場入りするまで

臨海パークでそこそこ時間を潰した後は、横浜線にのって新横浜へ。

新横浜からスタジアムへ

もう3度目ということで見慣れた駅と人だかり。

ただ以前と違うのは「sell ticket half price! sell ticket half price!」 と叫んでいる外国人がいたこと。前日の『イングランド×ニュージーランド』ではチケットを売ってくれ、譲ってくれというサポーターが結構いたのとは対象的に、半額でもチケットを売りさばこうとしている人たちがいたんですね・・・

日本が勝った場合チケットはプラチナ化するので、それを見越して予め確保していた目論見が崩れたんでしょうか・・・

恒例となった真っ昼間から一杯やってる外国人。

スタジアムへ向かう通路ももう見飽きた風景。

スタジアム付近では話題性バッチリ

と思ったらそんな退屈を吹き飛ばしてくれるような奇抜な格好の人たち。ウェールズの国旗風の全身タイツの格好とはまた凄い・・・コメントが出てこねえ・・・

ちょっと視線をあげるとラグビーボールを模した気球が飛んでいました。ズーム倍率が低いスマホではこれが精一杯の拡大・・・もっといいカメラ買わないとなぁ。

さっさとゲートをくぐって入ります。今回は二階席なのです。

二階に登る途中ふと下を見ると、さっきの全身タイツの方々が入ってきました。どこにいてもすぐに分かるこの存在感。

うお?なんだあの緑色のスーツは。力士の格好?

スプリングボクスの巨大ポスターで記念撮影できる撮影会をやっている南アフリカのサポーターがいましたね。

スプリングボクスのキャラクターなのか、野生動物の毛皮をかぶったワイルドな格好のサポーターが目立ってましたね。結構この日は風があって寒かったんですけど・・・、白人の人は寒さに強いイメージがあります。

今回も夜になると15度くらいまで気温が下がって日本人は上着を羽織っていく中、白人サポーターは半袖短パンで平然としているのをよく見かけました。

 

今回の座席の場所

今回は今までの試合観戦で初めて2階席になりました。

どんな感じかと見てみると、TV観戦で見ているように、ピッチ全体を俯瞰的に見られます。

とはいえ、今までのような近くで見るような感じではなくなりました。

メインスタンド側のマスコミ席は2階ですが、今回の席はそのマスコミ関係者席のすぐ脇です。つまり普段マスコミや俯瞰で撮影しているTVカメラマンと似たような角度で見れるってことですね。

少しずつ暗くなっていく時間帯ですが、空は雲がほとんどない良い天気。ありがたいことにこれまでの試合では全ての会場で天気に恵まれています。

ウェールズも南アフリカも順調そうに練習していましたね。ところでこんな的あてポールでラインアウトの練習しているんですね。

 

空席も少し・・・

試合前ならともかく、試合が始まっても1階席前方には大きな空席が目立ちました。おそらく団体のキャンセルがあったのでしょう。

確かに日本代表が勝ち残ることを期待して確保したのかもしれませんが、日本が敗退したことで行くことを止めたのでしょうか。

ならチケットはリセールに出すなり、ほしい人に譲ってほしいものですね。チケットを欲しがるウェールズ人はたくさんいたはずですから・・・

試合内容:地力の南アフリカとウェールズの意地

人が増えていくにつれてやはりウェールズサポーターの赤が目立つようになってきました。

南アフリカサポーターは大分少数派でしたね。

とはいえ、日本を倒したチームということで日本代表の桜ジャージに、スプリングボクスの法被を羽織った人や、スプリングボクスのユニフォームを着ている日本人がかなりいました。

前半は両チームキックとPGの応酬

いつもの通り両チームの選手紹介、ロッカールームからの移動、入場、国歌斉唱が行われます。

2階から見るのは初めてですね。今までは1階の角度のないところで見ていたので、臨場感はありましたが、2階席だと全体が見れてより位置関係が把握しやすいです。

今回は2階から俯瞰的視点なので国歌斉唱が終わった後、両チームが軽く心の準備をする時間、三三七拍子、そしてキックオフカウントダウンのシーンが連続して撮れました。

1階席は会場に近いですが人も多く、特にキックオフの時間帯などは急いで席につこうとする人がひっきりなしにくるので撮影には向いていないことが今更わかりました・・・、撮影するなら2階!

試合は事前の予想通りキックの応酬。

このレベルになるとそう簡単にトライを取ることなどできませんので、スクラムやタックル、パスなどでいかに相手を圧倒してペナルティを獲得し、PGを刻んでいくかになりました。

前日の『イングランド×ニュージーランド』が1トライで終わり終始イングランドが圧倒した内容と比較し、このウェールズ×南アフリカではどちらも一歩も譲らず一進一退の展開が続きました。

先生は南アフリカですが、ウェールズもすぐ返す。

「0-3」

「3-3」

「3-6」

「3-9」

「6ー9」

スプリングボクスがPGで3点を取れば、レッドドラゴンズも3点を返すという展開で前半は終了。

 

ところでウェールズの応援には国旗にも使われていた「長ネギ」を使うのが良いというニュースが話題になっていましたが、私の周辺には長ネキ持っている人はいませんでしたね。

 

後半は1トライずつ奪う合う胸アツ展開

後半もトライは取れそうもなくペナルティでPGを決める展開が続き、ウェールズが3点追加。ついに同点に。

「9-9」

後半もキックの応酬ではありましたが、自力で優る南アフリカが徐々に優勢になりウェールズは押される展開に。

そしてついに力尽きたか南アフリカがトライを決める。

「9-16」

1トライが重い決勝トーナメントにおいて、押されていたウェールズがトライを取られたということなので勝負は決したように感じました。

しかしウェールズも意地を見せる。

南アフリカゴールラインでペナルティをもらった時、スクラムを選択しました。試合の中で終始スクラムでは劣勢ではありましたが、ここが勝負処と判断し真っ向勝負を選択したのです

この判断を理解しているウェールズサポーターは大盛りあがり。

スクラムを組むとさすがに南アフリカの方が強いが、ウェールズも食い下がる。そしてBKがボールを回すことに成功してトライを返します。

これにはウェールズサポーターも大興奮。キックも成功し同点に。

「16-16」

トライが入って試合の大勢が傾きそうな中で同点になったので、「これは延長戦もあるな・・・」と思いましたね。それだけ拮抗した展開でした。

そんな中、ウェールズはわずかな隙きを突いてドロップゴールを狙って蹴る!

これが入っていればあるいは試合は変わっていたのかもしれません。2003年の決勝『オーストラリア×イングランド』では拮抗した試合内容で延長戦までもつれた結果、勝負を決めたのはジョニー・ウィルキンソン(Jonny Wilkinson)のドロップゴールでした。トライを奪うのが難しい高レベルの拮抗した試合では、普段狙わないドロップゴールで勝負が決まることもあったのです。

しかし無情にもボールはゴールを外れます。そして攻勢に出てきた南アフリカに対して、スタミナが尽きてきたウェールズはやはり押され始めます。

そしてまたもペナルティを取られて、PGを決められリードを許します。

「16-19」

正直、ここで勝負ありとわかりましたね。

ウェールズはあのスクラムとトライで力を使い切った感じで、その後は効果的な攻めを全然できませんでした。南アフリカのディフェンスがそれだけ良かったとも言えますが。

南アフリカがPGを決めてリードした時、残り時間はわずか4分・・・

そんな中、今日の入場者数67,750人が発表されます。前日のイングランド×ニュージーランド戦と比べると人気が落ちたカードであることはわかりますが、それでも日本×スコットランド戦より多い人数。

最後は南アフリカが時間稼ぎをしてもウェールズは何も出来ず、タイムアップ。

ノーサイド。南アフリカ勝利。

トライを返したまでは胸アツ展開でしたが、トライを取ろうが取れまいがあそこで力を使い切ってしまった時点でウェールズの負けは決まっていた試合でした。

日本戦のようなどっちもトライを取って取られてと激しく点が動く試合と異なり、トライをほとんど取れず一瞬の油断もミスもできないビリビリと緊張感が続く試合が続けて見られて非常に面白かったですね

試合終了後すぐ帰宅

今回は終電が早かったこともあり、前日とは違ってノーサイド後のお辞儀周りや花道作りを見ることが出来ないまま、泣く泣く帰宅することに。

新横浜までの道は真っ直ぐ帰る

会場を出るとすでに大勢が帰宅を始めてましたね。前日でも感じましたがノーサイドになるとすぐ帰る人のほうが大半で、お辞儀周りや花道を待って見る人のほうが少数派のようですね。

そんな少数派のサポーターのためにわざわざピッチを移動してお辞儀して回る選手たちの親切心とプロ魂には敬意をもてます。

人は多かったものの、詰まっているところはなくすんなりと新横浜駅について新幹線に乗れました。新幹線はもちろん超満員でデッキにすし詰め状態になりながら帰りました。

後ほど、公式ツイッターで両チームのお辞儀や花道を見ました。

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