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都心最低トンネル「高輪橋架道橋」が無くなると聞いて行ってみた

都心で最低のトンネル???

いやひどいほうの意味じゃないですよ、最も低いトンネルという意味の最低トンネルでっす。

まずはこのトンネルの画像をご覧ください

低!?

コンパクトカーが通り過ぎるのがギリギリのこの低いトンネル・・・これは「高輪橋架道橋」といい、品川という都心のど真ん中に存在しています。

ちなみに読み方は ”たかなわきょうかどうきょう” です。

このトンネル、ご覧の画像の通り、コンパクトカーの天井すれすれ、実に150cmくらいの高さしかありません。

こんなトンネルが、東京、しかも品川にあるって聞いて、興味を惹かれて行ってきました。

 

高輪橋架道橋ってどこにあるの?

「都心の品川にあるっていうけどホントかよ?」

そんな声が聞こえてきそうですが、マジで品川にあるんです。

場所はJR品川駅とJR田町駅のちょうど中間地点。都営浅草線などが通る「泉岳寺駅」のすぐそばです。

 

新駅「高輪ゲートウェイ駅」開発地点。消滅の可能性

じつはここ、あの命名で「ダサい!」と批判されたJR山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」の開発地点すぐそばなのです。

新駅開発にともなってここは再開発されるため、この高輪橋架道橋は消滅してしまうのではないか?という話も広がっています。

田町駅から徒歩で高輪橋架道橋へ

せっかくなんて泉岳寺駅・・・ではなくて田町駅からちょいと歩いて向かいました

なんでそんな無駄なことするん?遠いだろ?

なんて思われるかもしれませんが、理由は単純、泉岳寺駅側から行く人が多そうなので逆側から行ってみたかっただけです。

いくつかの歩道橋抜けて~

途中緑地道なんか通り抜けて~

お、工事している!

もうすぐだなっと。

到着しました~

ちょうど通行人が出てきたところでしたね。

不審者じゃないんで、通報しないでねw

こんな感じで田町駅からも徒歩15~20分ほどでした。

 

高輪橋架道橋の真正面

さて、お目当ての高輪橋架道橋の目の前に立ちました。

第一印象はただ素直に

「低っ!!!」

しばらく入り口を見回していましたが、結構人通りがあって、自転車や徒歩の人がわりとたくさん通り過ぎていきました。

高さ制限1.5mということですが、徒歩の人は普通に歩いているし、自転車の人もちょいと前かがみになるだけで普通に通り過ぎて行ってました。

あれ?思ったより普通??

なぜ高輪橋架道橋は低いのか

もともとこの高輪橋架道橋は水路として使われていました。

それが大正時代になってトンネルとして作り直されて使われるようになったため、当時の日本人の平均身長165cmに合わせて作られたそうです。

中のトンネルには水路の名残なのか、空気穴といったものがほとんどなく熱がたまりやすい構造になっていました。

 

行灯殺しの由来

作られたのが大正時代なので、構造ももちろん当時を反映しています。

そのため昭和以降に登場した自動車に合わせた高さでもないため、よくタクシーなどがここを通るときに天井につけている行灯がぶつかって壊れてしまった事例がありました。

その理由か『行灯殺し』という別名も通っています。

東京無線など都内を走るタクシーの一部は、屋根上の社名表示灯(行灯)を通行の支障とならないように対応させた「高輪橋架道橋特別仕様」が存在していた。なお、最新のタクシー専用車であるジャパンタクシーやNV200タクシーは車高の関係で通過できない。

 

 

高輪橋架道橋を実際に歩いてみる

さて、いよいよ中に入ってみます。

私は確実に身長160cm以上ありますが、普通に通れました。

髪の毛がかすれたりしましたが頭をぶつけることはなく・・・てか周りの人もかがんでいる人なんていなくて、180cm以上ある高身長の人でもない限りかがむ必要はないんじゃないかなって感じです

しかしそれとは別にもう一つの問題が・・・

『暑い!!!!!!!』

この日は真夏の35度ある日であり、前日にはゲリラ豪雨もあって湿気がひどい状況でしたので、トンネルの中はとにかく蒸し暑い!!!やばい!!!

考えてみれば空気が抜けるのはトンネルの出入り口以外すべてコンクリートで封鎖されてて、さらに一段低い分熱気が外に逃げにくいサウナ状態ですもん。。。

歩いて数分で滝のような汗が落ちてきました

トンネルの中心部分まで来ると熱気の逃げるところがなくて暑さはピーク。

調査なんていいからさっさと出たいが本音になっていましたね。

それでも来た意味を残すために振り返ってパシャリと。

このトンネルは近隣の人には日常

トンネルに10分くらいいましたが(不審者)、徒歩の方も、自転車も、車も、タクシーも皆普通の道のようにビュンビュン通り過ぎていって、近隣の人の日常になっている状況がよくわかりました。

バイクは怖いですね、ヘルメットつけているとはいえ、頭ぶつけたらそのまま道路に叩き落されるわけですもん・・・、自転車も同様でこんな看板までついています。

とはいえ通っている間も徒歩の方、自転車の方、タクシーや自家用車の方も途切れることはなく、このトンネル失くしたら結構近所の人困るんじゃないか?と感じました。

考えてみれば近くのメゾン田町といったマンションに住む方にとって、JR線の内側に簡単に入れるこの道はショートカットに非常に便利です。

無くてはならない道とは言えなくはないですが、無くなると芝浦小学校あたりの人たちは田町駅方面か品川駅方面に迂回しなくてはなりませんね。

泉岳寺側:JR線路真下を通る

さて、田町駅方面からくぐってきたトンネルも終わりになります。

ちょうど泉岳寺駅方面から入るところですね。

 

ここは線路が上にあるせいか、トンネル部分よりも高くなっています。

ここではJR京浜東北線と山手線が真上を通ります。

その振動といったら恐怖を感じるレベルです。

さて、この線路高架下を通りようやく抜けました。

こちら方面がよく写真などで挙げられている「高輪橋架道橋」の泉岳寺駅側からの風景ですね。

この道からすぐ品川駅付近を通る国道15号です。

ここまでくればもう日常風景ですね。

都心にありながら異様な建築物を体感できる超マイナースポットでした。

 

高輪橋架道橋行ってみたの感想

行ってみて『暑さ』がここまでとは予想していませんでしたが、ほかの方の体験通り不気味かつ異様なトンネルであることは間違いなかったですね。

古い建造物やこういった変なスポット好きにとっては行ってみて好奇心をそそられる場所ですね。

線路高架下の迫力は相当なものなので、鉄オタの方なんかは喜びそうです。

むしろ、知らずに真下を通っているときに電車が来ようものなら、そのデカすぎる音にビックリしすぎて心臓に悪い影響を与えるくらいの空気振動です。

とはいえ、特段見るべきものは少なく、観光地でもないので、品川付近で暇しているときにちょいとのぞいてみるくらいの場所にすぎませんね。

道が狭いので通行する方とすれ違うのも結構難しいですし、暑いですし・・・

私は昼間行ったため心霊的な恐怖は感じませんでしたが、夜中なんかは音が反響するし雰囲気も不気味ですので心霊スポット的なルートとしてはアリなんじゃないでしょうか?

実際に心霊スポットとして使われていたようで、品川の「お化けトンネル」とか、「首曲がりトンネル」といった呼ばれ方もあるようですね。

 

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